逆に目立って矯正を楽しむ
マウスピース矯正や裏側矯正など目立たない矯正が流行っていますが、逆に目立たせる事によって歯列矯正を楽しんでいる人達もいます。
よく見る一般的なワイヤー矯正では、ブラケットに透明のモジュールと言われる輪ゴムが付いています。
モジュールは、ブラケットにワイヤーを固定するためのゴムです。
しかし最近ではゴムを使用した場合、虫歯菌が溜まりやすい環境になるということで、細い針金で結紮(けっさつ)することもあります。
事前に歯科医に相談して、お洒落なカラーゴムを使用したいと伝えると、ゴムで結紮してくれる事も多いようです。
まだまだ認知度は高くはないですが、お洒落を楽しむ若者にはお勧めです。
私の個人的な意見ですが、歯列矯正でカラーゴムを使っている人を見るとすごくいい気分になります。
「あぁ、この人は歯列矯正をお洒落の1つとして楽しんでいるんだなぁ」
全然知らない人でも何故か応援したくなってしまいます。
今回はそんなカラーゴムの良さと、装着方法をご紹介したいと思います。
カラーゴムのメリット
目立つという事をデメリットと考える人もいますが、カラーゴムを装着している人は逆にメリットと捉えています。
「誰ともかぶらないし、歯をカラフルに出来るお洒落に出来るアイテムってなくない!?」
これくらいの気持ちで付けているのです。
自分の好きな色を装着することによって、気分も良くなります。
歯列矯正は、調整直後は鈍痛を感じやすく、気分は沈みがちです。
でも、毎回調整するたびに、自分の好きな色や、好きなデザインのカラーゴムを装着できると思えば少し楽しみにもなりませんか?
女性が好きなデザインのネイルをするような感覚で、カラーゴムを楽しむことが出来るのです。
また、カラーゴムは強烈なインパクトを残すことが出来ます。
私はこれまでにカラーゴムを付けている人を1人だけ見たことがあります。
かなり前の事で、1回しか会っていないのに、未だに覚えているのです。
「カラフルな矯正をしている人」と一発で覚えてもらう事が出来るのです。
カラーによっては、本人の性格に関係なく明るそうな人、楽しそうな人というプラスのイメージを持ってもらう事が多いのです。
そして、カラーゴムは汚れにくいというメリットもあります。
元々のゴムは、無色透明の物を使うことが多いです。
透明なため、カレーやワインやキムチなど、色素が強いものを食べてしまいと色映りしてしまいます。
しかし元の色がカラーだとあまり汚れも目立たなくなるのです。色素が強いものも特に気にしないで食べれるというのもカラーゴムを装着しているメリットといえるでしょう。
歯科医で装着してもらう
カラーゴムは自分で装着することも出来ますが、基本的には歯科医に装着してもらいましょう。
自分で購入したものを持参しても良いですし、歯科医院にカラーゴムが置いていることもあります。
ただ、まだまだ取り扱いをしている歯科医院が少ないので、カラーゴムを使用したい場合は事前にしっかり伝えておきましょう。
どんなゴムを装着するか歯科医と楽しく相談しながら決めてみるのも良いかもしれません。
クリスマスの時期が近づいてくれば、赤と緑でクリスマスカラーに。
春の季節が近づいてきたら桜に合わせたピンクを使うのもいいでしょう。
無色透明のゴムよりは、会話のネタも増えるでしょう。
カラーゴムのデザインは豊富
歯科医院にカラーゴムがおいていない場合は、通販で購入することも出来ます。
ただ、通販で購入したとしても歯科医に相談はした方がいいでしょう。
最近はゴムのカラーの種類がかなり多くなっています。
それに加えてキャラクター物のゴムも出てきているのです。
私が以前見たのは、猫のゴム。
しっかり耳やひげが作られていて、「あっ、猫だ!」とすぐに分かります。
全部のブラケットにつけてしまうとゴチャゴチャしてしまうので、アクセントとして両端につけてみてもお洒落です。
このほかにも、星型やハート形など様々なゴムが出ています。
料金もゴムなので500~1,000円と比較的安く購入出来ます。
歯列矯正は楽しむもの
矯正は目立たない方が良い、矯正している事をバレたくない。
そんな事を思っているのは日本人くらいです。
海外では、矯正することはプラスと捉えられることが多く、自慢できることなのです。
カラーゴムは、その見た目から子供のためのものと思われがちですが、大人にも人気があります。
色の力とは不思議なもので、輪ゴムの色を変えるだけで自分の印象を相手に伝えることが出来るのです。
黄色やオレンジの輪ゴムを使えば、明るそうな人だな。
赤色を使えば、情熱的な人そうだな。
カラフルな輪ゴムを使えば、面白そうな人だ!
輪ゴムを変えるだけで自分のイメージが変わるかもしれないと考えると楽しくなってきませんか?
そう考えてはじめると、カラーゴムを少し使ってみたくなりませんか?