歯列矯正をする若い女性が増えている
「私の所に通う患者さんの、約9割が女性で半分以上が20代の女性です」
そう話してくれたのが、大阪市内の四ツ橋グリーンデンタルオフィスの院長、吉田和史さんだ。
最近では、メディアに映る芸能人やモデルで、キレイな歯並びをしている人が多く、その歯並びにあこがれて多くの方が病院に訪れるようです。
院長いわく、地方に比べて都心の子の方が歯列矯正に興味を持っているようで、通ってくれる患者さんも20代や30代の年齢の方が多いとのこと。
歯は人の印象を大きく左右します。歯がキレイなだけで、清潔感がある、明るそうなどプラスのイメージを持ってもらえる可能性が高くなるのです。
以前は矯正と言えば、ワイヤーを使った矯正が主流でした。
銀色でギラギラとした見た目は、いかにも矯正していますという雰囲気があり、歯をキレイにしているのに、矯正中の見た目をコンプレックスに感じる人が多いようです。
そのようなこともあり、女性は目立たない矯正を好む傾向があると言います。
目立たない矯正と言えば、歯の裏側に器具を装着するリンガル矯正と、透明なマウスピースを装着する矯正の2つがあります。
どのような違いがあるのか院長の吉田先生に聞いてみました。
ワイヤーで矯正するニーズが増えている
マウスピース矯正で有名なインビザラインは、最初の型取りだけで歯の動きをシミュレーションして、数十個ものマウスピースを一気に作成します。
しかし、歯の動きはシミュレーション通りに動くことが少なく、矯正中に小さなズレが生じて、思ったように治療が進まない事も多いようです。
また、歯並びによってはマウスピースで動かしづらいものもあり、適応外になることもあります。
それに比べて、ワイヤー矯正は少しずれても、その都度調整がききやすく、理想の歯並びに近付けることが出来るようです。
理想の歯並びに近づけたい。なおかつ、目立たない矯正方法が良いということで、リンガル矯正が選ばれているのです。
リンガル矯正のデメリットを聞いてみた
リンガル矯正は、歯の裏側に装着するのでデメリットが存在すると言われています。
歯科医から見るデメリットについていくつか質問してみました。
話を聞いていると、歯科医の経験に大きく左右されるのがリンガル矯正だという事が分かりました。
歯科医を選ぶには、どれだけ実例があるかという事を参考にした方が良いのかもしれません。
経験がある歯科医だと、期間や動き方に関してそこまで表につけるワイヤーと違いはなさそうです。
ただ、やはり裏側に装着するため、慣れるまで時間はかかるようです。
矯正前に理想の歯並びを知る

理想の歯並びに近付くのはワイヤー矯正やリンガル矯正と話していましたが、あくまでも症例によって異なるようです。
マウスピース矯正でも十分に理想の歯並びを実現することも可能です。
矯正後のギャップをなくすには、最初のカウンセリングで患者さんの理想の歯並びを知るという事が大切になってくるそうです。
よく部分矯正で一部だけの歯並びを良くしたいという方が来られるそうです。
一部だけキレイになったとしても、後に他の部分も気になってくる方もいるようです。
そのため、カウンセリングでいかに話を聞き提案をしてくことが大事だと話していました。
歯列矯正は、歯をキレイにする事だけが目的ではありません。
噛み合わせをよくすることにで、虫歯の予防や生活の向上にもつながると言います。
歯は豊かな生活を送るためには、なくてはならないものです。歯列矯正でより豊かな生活を手に入れてみませんか。

■今回ご協力していただいた先生
四ツ橋グリーンデンタルオフィス
院長 吉田和史先生
四ツ橋グリーンデンタルオフィスでは一般歯科、予防歯科、矯正治療など幅広くご提供しています。
そのため、どんな症例に対しても、適切な診療を行うことが可能です。
来院する患者さんの半分以上がリンガル矯正を行うため、多くの実績と経験があります。
歯列矯正は見た目をキレイにすることだけが目的ではありません。
噛み合わせもしっかり改善し、歯の健康を保ち、美しく整えていくことが目的です。
「笑顔に自信を持ちたい、自然な笑顔を見せたい」という方は是非ご相談ください。