コンビニよりも多い歯科医院の数
歯並びを良くしたい。
そんな理由で歯科医院を探したけど、どこに行けばいいのか分からないという経験はないでしょうか。
家の近くを調べてみると、出てくる歯科医院の多さに驚くはずです。
そして、どこの歯医者さんが良いのか判断がしにくい。
現在、日本はコンビニの数よりも歯科医院の数の方が多いと言われています。
2017年1月の厚生労働省の調べでは、コンビニの数5万5,322軒に対して、歯医者の数は6万8,872軒と、歯医者の方が1万軒以上も多いのです。
都心の東京に至っては、そのうちの1万652軒もあるのです。
そりゃあ、調べたら近くにたくさん出てくるわけです。
その中で、自分に合った歯医者を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。
今回、大阪市内にある四ツ橋グリーンデンタルオフィスの院長、吉田和史先生に歯列矯正をする際の歯医者選びのコツを教えて頂きました。
経験が多い歯科医を見つける
「インビザラインだけをしている歯科医院よりも、色んな矯正をしている医院の方がいい」
最近では、インビザラインというマウスピース矯正をメインとしている歯科医院が増えました。
インビザラインは、初めの型取り、治療計画は基本的に歯科医が考えます。そして、その後アメリカにデータを送り、技工士がマウスピースを作成します。
しかし、歯科医が未熟でもデータさえ取れていれば、技工士任せでマウスピースを作成することも可能なのです。
治療計画は、歯科医の技術や経験によって差が出ます。歯を抜く、抜かないという判断も歯科医が行います。
インビザラインしかしていない歯科医院の場合、ここの判断を行うのが難しいのではないかと危惧していました。
マウスピース矯正以外の、ワイヤーを使った矯正などの経験が多い場合はどのように歯が動いていくかという判断もしやすいため、治療計画通り進むことが多いようです。
そのため、色んな矯正方法を行っている経験の多い歯科医の方が、計画通りにすすみやすいという点で、安心できるかもしれません。
カウンセリングで話を聞いてくれる所
「カウンセリングで患者さんの理想の歯並びを聞いてくれるところ」
・理想の歯並びの状態
・自分の状態
・自分の希望
・希望を聞いた上での歯科医が思い描く歯並び
この4つをしっかり伝えるようにしている。
歯医者に行けば、まずカウンセリングをします。
そのカウンセリングが一番大事だと吉田先生は話していました。
歯科医院によっては矯正器具の説明を行ったあと、すぐに金額の話をする歯科医もいます。
カウンセリングで話をせずに治療を初めてしまうと、必ずトラブルのもとになってしまいます。
自分に合う歯科医が見つかるまで、たくさん悩み、色んな所に話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。
歯医者は歯を守るもの
「歯科医院は歯を守るべき」
セラミック矯正などの健康な歯を削る矯正方法はリスクがあります。
そのリスクを含めた計画があるのであればすすめることもあるようですが、長い目で見れば歯には良くはありません。
歯は一生ものです。
患者さんの将来を提案してくれる歯科医を選ぶのは大事なのかもしれません。

■今回ご協力していただいた先生
四ツ橋グリーンデンタルオフィス
院長 吉田和史先生
当院では一般歯科、予防歯科、矯正治療など幅広くご提供しています。
そのため、どんな症例に対しても、適切な診療を行うことが可能です。
来院する患者さんの半分以上がリンガル矯正を行うため、多くの実績と経験があります。
歯列矯正は見た目をキレイにすることだけが目的ではありません。
噛み合わせもしっかり改善し、歯の健康を保ち、美しく整えていくことが目的です。
「笑顔に自信を持ちたい、自然な笑顔を見せたい」という方は是非ご相談ください。