ホワイトニング

マウスピースで気軽にホワイトニング

自宅で簡単マウスピースホワイトニング

歯が白いだけで、清潔感が出て素敵な印象を相手に与えます。
簡単に歯を白くする方法として、ホワイトニングが有名です。
数年前まで、歯医者にいかないと出来なかったホワイトニングが、最近ではエステサロンや美容室でも気軽に出来るようになりました。
そして、インターネット通販でもホワイトニングのキットを購入できるようになったのです。
わざわざ外出しなくても、自宅でマウスピースを使ったホワイトニングが出来るという事でかなり注目されています。
今回自宅で出来るマウスピースホワイトニングの効果や危険性、使い方などを説明したいと思います。

歯が着色する原因

歯の黄ばみの原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は加齢によるものです。
年齢を重ねるたびに、歯のエナメル質は少しずつ薄くなっていってしまいます。
エナメル質が薄くなると、その下にある象牙質という黄色の層が目立ってくるのです。
そのため、年齢を重ねるほど、歯が黄ばんでくるように見えるのです。
2つ目は食事などによる着色汚れ(ステイン)です。
毎日歯磨きをしていても、長い年月ステインは歯に蓄積されて、黄ばんでいきます。
ステインは食事に含まれるポリフェノールと、歯の表面にあるたんぱく質が結びついて作られます。
ステインは水に強く、溶けないため歯磨きなどでは簡単に落ちません。
ポリフェノールを多く含む食事として、コーヒーや紅茶などのお茶類。カレーやチョコレート、ブルーベリーなどの色が濃いものに多く含まれています。

これらの黄ばみはホワイトニングで白くすることが出来ます。
歯の神経をとってしまって、茶色く変色している場合や、外傷を受けて変色している場合はホワイトニングで白くする事が出来ませんのでご注意ください。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングは治療をする場所や方法によって大きく3種類に分けることがきます。
方法によってメリットやデメリットが存在します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯医者さんで指示をもらい自宅でホワイトニングを開始する方法です。
まず、歯医者さんで自分に合うマウスピースを作ってもらいます。
ホワイトニングについての知識や使用方法を学び、自宅でホワイトニングを開始します。
1日2時間ほど装着して、2~4週間継続します。
使用する薬品の濃度が薄いので、多少であれば飲み込んでも安全です。
時間をかけてゆっくり歯を白くしていくのが特徴です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯医者さんで行う方法です。
マウスピースを作る手間がないため、すぐに開始できるのがメリットです。
実際に先生が施術してくれるので安心です。
家で使用するものに比べ、強い薬品でホワイトニングをするので1回の効果も出やすいのが特徴です。
1回あたり1時間ほどかけてキレイにしていきます。
目的の白さにするために、1週間周期で2~4回ほど通って徐々に白くしていきます。

セルフホワイトニング

ネットなどでホワイトニングのキットを購入して、自分でホワイトニングをします。
LEDライトと、専用のマウスピース、ジェルの3つがセットになっている事が多いです。
商品によって多少変わりますが、15分から20分という短い時間でホワイトニングが出来ます。
ホームホワイトニングよりも、さらに薬品濃度が低いことが多く、回数をこなさなければ白くはなりません。
ただ、好きな時間に装着できるという手軽さが人気です。

それぞれの大きな違いは、自分でするか、歯医者さんにしてもらうかという点と、1回あたりの効果です。
すぐに白くしたいのであれば、オフィスホワイトニングがおすすめです。
手軽に安価で行いたいのであれば、セルフホワイトニングがおすすめです。

自宅でホワイトニングをする際の注意点

自宅でするホームホワイトニングやセリフホワイトニングをする際の注意点をいくつかご紹介致します。
自分で好きな時間に装着してホワイトニングをするため、継続して使用しなくては効果がなかなか見込めません。
セルフホワイトニングのように短い時間であれば我慢が出来ますが、2時間から3時間という長時間マウスピースをつけるのはしんどいものです。
眠る際に、マウスピースを装着する人もいますが、長時間の装着はおすすめしません。
薬の影響で歯茎が痛むことがあり、知覚過敏のような症状が出ることもあります。
また寝ている際に、ホワイトニングジェルを飲み込むこともあります。
自宅で使用する場合、薬品濃度も薄いので比較的安全なものが多いですが、主成分の過酸化水素というものを飲み込めば多少身体は酸化してしまいます。
ただ、唾液である程度分解されてから飲み込んでいるのでほとんど問題はありません。

セルフホワイトニングの時に使うマウスピースは、歯を白くするために使用するものです。
ジェルをつけたり、LEDを当てることを想定されて作られています。
眠っている時に使用するものではないため、歯ぎしりや、イビキを解消するのは難しいでしょう。
マウスピースは様々な種類があるので、ホワイトニングをするときは専用のマウスピースを使いましょう。
ホワイトニング以外にも、歯列矯正、いびき、歯ぎしりを解消するものもありますので、使い分けてもいいかもしれません。